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狼王の憂い

1 :名も無き冒険者:2009/09/05(土) 22:27:40 ID:uufZOh3c
「狼王の憂い」
について語るスレ

2 :名も無き冒険者:2009/09/05(土) 22:28:20 ID:uufZOh3c
ふと、魔がさして開発中シナリオに手を出してみようという気になる。
それなりにプレイできるところまで完成されて放置されているもの・・・
ターゲットはとりあえず「狼王の憂い」に決定。

せっかくなのでプレイ日記っぽいものを。

3 :名も無き冒険者:2009/09/05(土) 22:29:39 ID:uufZOh3c
まずはメンバーを作成。

グレゴリオ:人間、男、ロード
カンツォン:エルフ、男、侍
トルヴェール:ホビット、男、僧侶
カルミナ:ノーム、女、盗賊
モテット:ドワーフ、女、魔法使い
ネウマ:人間、女、ビショップ

狼王の城におもむくと、王の命を狙う不届き者がいるとのこと。
冒険者達は狼王の雇われ兵士という設定らしい。
早速討伐に向かう。


初期装備は武器のみ。
いずれも攻撃力だけではなくACも備えている。
しかも、その名前はどうもその職業のクラスとなっているらしい。
ロードは「スクワイア」、侍は「ローニン」といった風だ。
商店をのぞいてみると、「武器」「その他」「薬品と巻物」「スペシャルアイテム」のみしか棚がない。
つまり実質、装備品は職業ごとの「クラス」を表す武器だけということになる。
これは斬新なシステムだ。

4 :名も無き冒険者:2009/09/05(土) 22:30:44 ID:uufZOh3c
迷宮に入り、何度か戦闘を繰り返す。
経験値もゴールドもはじめからザクザク手にはいる。
はじめのフロアから、いきなりテレポートとおぼしき果てしない回廊や
一方通行扉の連続で一瞬焦ったが、行動範囲はかなり狭いようだ。

レベル6まではあっという間。
休んでいる狼から情報を聞き、固定敵を倒して先に進む。
2階、3階へと進むが、戦闘で苦労することはない。

5 :名も無き冒険者:2009/09/06(日) 15:37:38 ID:fICPw15Q
進んでいくとこの迷宮の構造、アイテムシステムがはっきりしてきた。
迷宮そのものは24×24で作られているものの、行ける範囲は7×7のみ。
つまり7×7の超ミニダンジョンというわけだ。
しかし、一方通行などの基本的な仕掛けが効果的に仕掛けられて、
各階がその仕掛けを存分に活かした特徴的な作りになっている。

装備品はやはり一人につき「武器」が一つのみ。
職業のクラスが装備品によって示されるようだ。
それでは装備品と職業が一対一の対応かというと、
そういうアイテムもあるが、一方で複数の職業が装備できるアイテムもある。
例えば、「ウォリア」は本来戦士の装備品だが、君主、侍、忍者も装備できる。
このため、装備に一定のバリエーションは生まれる。
例えば、おそらく魔法使い用の装備を侍も装備できたりするので、
これによって魔法使い用の装備(ダメージ量はそれなりにある)を装備した魔法重視の侍か、
本来の装備をした攻撃重視の侍かを選べる趣向だろう。
初期のシナリオなのでアイテムの魔法効果が表示されないのが残念なところだ。
なお、魔法使い呪文は巻物に、僧侶呪文は薬瓶になっているようだ。


3階では、はや数千の経験値が入るのであっという間にレベルアップ。
3階にいる敵を倒して第一称号獲得。
無事、近衛騎士に任命された。
ストーリーもなかなか面白い。
なるほどなるほど、「狼王の憂い」とはそういう意味か。
次なる敵が楽しみだ。

6 :名も無き冒険者:2009/09/07(月) 00:02:29 ID:hDXukHrQ
冒険者達に次なる目的が示される。
三つの悪魔を封じた封印が弱まっている。
それぞれ改めて封印し直すのだ。

まずは、一つ目の封印に挑戦。
ダンジョンは、大きく二つのエリアに分かれる。
いずれもダークゾーンとテレポートを効果的に組み合わせた、一方通行性の高い構造。

第一ダンジョンとはうって変わってなかなか広大だ。
テレポートその他の仕掛けのせいで帰路を確保することが困難な極めて危険な構成のダンジョンだが、
入口でルビーのスリッパが手にはいるため、帰路を気にすることなくザクザク進んでいける。
一方通行を前面に押し出したマップ構造やカラクリはなかなか独特で面白い。
ルビーのスリッパを与えることで思い切った構造を可能にしている。
解決方法も少し迷ったが、解決に至るとなるほどと納得。

細かなことだが、テレポーテーションでマップを上下移動してみると、
マップのとある構造の美しさに目を見張らされる。
こういう小ネタは大事だと思う。

敵が手応えがなさ過ぎるのが残念だが、この辺は開発中ゆえのバランス未調整な部分か。
ただし、ドレインとアイテム破壊には注意。

7 :名も無き冒険者:2009/09/07(月) 00:02:59 ID:hDXukHrQ
無事、一つ目の封印を成し遂げて称号獲得。
その「悪魔」とは・・・「三つの封印」の意味を示唆する相手。
うーん、ここは個人的には一つ目のダンジョンとの整合性を貫いて欲しかったところだが、
その辺の伏線はこの先の展開で解決する予定だったのかも?


さて、二つ目の封印へと向かうのだが・・・
しかし、新たに行けるようになった場所の先には、
行き止まりと「工事中」のメッセージ。
残念ながらここまでのようだ。

8 :2-7:2009/09/07(月) 00:05:52 ID:hDXukHrQ
終えてみて。
斬新な装備システム。
個性的なストーリーと世界観。
特徴あるダンジョン構造とカラクリ。

どれをとっても、作者さんの独創性と独特のセンスが感じられる作品でした。
正直、未完成のシナリオでこれだけわくわくさせられるとは思ってもみなかった。

これ、完成まで持っていったら間違いなく屈指の良シナリオになるはず。
こんな状態で放置されているのがものすごく惜しいのですが・・・
これだけ長期間放置されているってことは完成の見込みはないのかなぁ?
lolponさんが無理でも骨子だけ他の人に受け継いだりとか。
うーむ、続きが気になります。

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