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亡霊砦の夜

1 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 03:43:19 ID:OncCRsME
仕様
魔法AUTO ON
日本語のみ
二刀流有
ゴミ捨て場無し
※イベントで入手したアイテムは捨てないで下さい
SP使用装備必須
召喚引きつれ無し
魔法効果、SP開示

バックストーリーに関しては作者さんブログ
http://blog.goo.ne.jp/wiz-junin/' target="_blank">ttp://blog.goo.ne.jp/wiz-junin/

2 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 03:56:00 ID:OncCRsME
閑散としてるっぽいので、ここは俺のちらしの裏w

まずは酒場で初期メンバーを募り、商店の品揃えを確認する。
そこで気がついたが、初期装備が大変貧弱だ。
戦士は剣一本、魔法使いは杖のみ、というお寒い格好。
この時点で結構きつそうな展開が予想されなくもない。
さて、店内の棚、まっさきに確認するは薬品類。
ポーションが無限に買えるかどうかで所期編成が変わってくる。
見ると、巻物や薬品類はおいてないようだ。
この時点で僧侶系を二人いれることを決意。
変わっているのは、それぞれのクラスの上級系アイテムが在庫1に限り、ぽつんぽつんと
並べてあること。戦士用の鎧なんてACこそ、-17とすごいが、戦闘時に必ず最後尾になるという
なんだかよくわからない効果が付いている。
そういうことが必要になるギミックでもあるのだろうか?
他にはSP解放で経験値が貰えるアイテムなども確認、しかも無制限。10万GPと値段は張るが
お金はここにつぎ込んで行こうと決意。

3 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 04:05:47 ID:OncCRsME
数少ない貧相な各々の装備をひっぺはがし、店の親父に買い取ってもらう。
当然、安値で買い叩かれる。
片手で余裕で持てそうな程少ない現金をアイテムボックスに収納し、このグループは解散。
キャラメイクの時間である。

いつもは 戦僧僧魔魔盗 というクラスチェンジを見越した編成で始めるが、
経験値が貰えるアイテムが店売りしているということで、今回は初期から上級職を入れてみることにする。
結果、ドワーフ戦士、人間侍、エルフ・ロード、人間・僧侶、エルフ・魔法使い、人間・盗賊、の内容に。
幸先良く高ボーナスが頻発し、割と時間をかけずに作り上げることができた。
前衛は転職は考えず、僧侶は後々ビショップに、魔法使いは展開次第、盗賊も展開次第、という予定。
ロードがエルフなのは、エルフ専用装備を使いたいからに他ならず、その手の武器防具が出なかったら泣くしかないw

4 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 04:16:12 ID:OncCRsME
先程のお金をアイテムボックスから取り出し、安い鎧を手に取り、前衛三人の装備を少しだけ整える。
町外れに向かうと、行き先が3つ。
内容をよく読んでいなかった俺は、一番上のダンジョンを選択。

そしていつものように、その場でクルクルと回ってランダムエンカウントを待つ。
五つの試練のいくつかのシナリオで、レベルが低いとどうにも箱が開けられないで盗賊が死ぬことが多い。
このシナリオがどうなのかは判らないが、まあいつもやってるので癖になりつつあるw
そして10秒ほどくるくる回るも、一向に敵が出てこない。
一歩進んで回ってみる・・・やはり出てこない。

5 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 04:22:06 ID:OncCRsME
意を決して、先に進むことに。
するとNPCのおっさんがいて、なにやら話しをしてくれる。
先のドアを開けようとすると止められる。いや、展開が進まないんですけどw
少し戻って分かれ道の方を進んでみる。
するとそこに現れるは昇る階段。
すこし怖いけど、そこでまたクルクルと回ってみる・・・がやはり敵は出てこない。
これは何かフラグでもあるのかな、と歩き回ってみると、NPCがまたいた。
暇を持て余しているようだ。
他には何かあるかと歩き回ってみるも、特にめぼしいものは見つからず。

6 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 04:30:04 ID:OncCRsME
これは行き先が違うんだな、とようやく気付き、次は上から2番目のダンジョンに入ってみる。
多分一番下が正解なんだろうとは思っていたけど、観光気分でw
やはりというべきか、NPCの警護のおっさんがいて「逮捕するぞ」なんて脅かしてくる。

試しにクルクルと回ってみたけど、やはり敵はでてこなかった。

ということで、ようやく一番下の選択肢、「溶岩窟」に向かう。
降り立ってクルクルと回る事数秒、ようやく初めての敵と出会う。
不確定名、「地を這うもの」(だったかな?)、君に会うのを待ってた!

・・・この時点で既に開始から10分ほど経過していたw

7 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 04:40:17 ID:OncCRsME
順調に回転を続ける我がパーティ。
何度か戦闘するうち、敵があまり強くない事に気がついた。
経験値は多い時で大体180くらいで、淡々とレベルは上がっていく。
いつもレベルが3か4になるまでこれを繰り返すので、今回もそれに乗っかる。
さすがに上級職の成長具合の遅さが気になるが、仕方ない。少しの辛抱だ。

ロード以外は生命力を22まで振ってるので、レベルが満足いくところまで上がった時には
随分とHPに余裕ができていた。敵が弱く、また高ボーナスの恩恵、戦士と侍の攻撃力が目を見張るものがあるので
僧侶の回復があんまり必要ない。
この辺は直前にやってた「大王の後継者」や「輪廻 理の慈悲」の影響で感覚が狂ってるのかもしれないw
貯まったお金で前衛に防具と左手用のナイフを買いそろえ、とにかく探索の始まりである。

8 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 04:51:28 ID:OncCRsME
順調に扉を開けては、現れた敵をなぎ倒していく。
罠解除の失敗率は恐れていたほどでもないようで、盗賊は意気揚々とお宝を空け、だんだんと手持ちのアイテムが増えていく。
どうせ大した物はないだろうが、薬関係が結構出るのは嬉しい。
特に毒消し草はキュアポイズン覚えるまで必須だし。

あちこちにあるシュートが気になる。わざわざ注意メッセージが出る。
入り口近くに下に続く階段を発見。試しに降りてみると、一面真っ暗。
ダークゾンーンというわけでもなく、こう、狭い空間を表現してるのかな?と思ってみたらピットゾーンであった。
ピットのダメージは小さいけれど、1階のシュートだらけの具合と言い、早速リトフェイト必須ですか・・・。
魔法使いの知識は既に24とかになっていたけれど、後二つはレベル上げが必要になるのかと思うとちょっとげんなりする。
階段傍でぐるぐると回ってみるも、出てくる敵は上と同じのばかりだった。

9 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 04:57:37 ID:OncCRsME
魔法力が尽き始めたので、一度町に戻るとする。
幾つかのアイテムを鑑定してもらったのち、睡眠抵抗の効果がついたキャップが手に入った。
ACこそ低いが、これは序盤にはなかなか良さそうだ。
他にも、左手に持てる戦士と君主用の武器、ACが下がるおまけ尽き。
店には売ってないものだったので、喜んで戦士に持たせる。
また、手持ちのお金が1000gpを超えていたので、侍用に刀を買ってあげる。動物系にクリティカルヒット、
力ボーナス付きと結構よさげ。
ロードは成長も遅く、HPも魔法使いより低いくらいなので、前衛の最後尾、お金に余裕が出てきてから装備を
整えることにするw

10 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 05:04:08 ID:OncCRsME
アイテムがそこそこ出るようなので、装備目当てに一階の探索を再開。
あちこちにシュートが見つかり、これのどこかからわざと落ちて正解の道をさがすんだろうなーなどと思いながら
敵をしばいでいく。毒消し草が9個貯まっていたので、もう薬品関係は未鑑定のまま使いまくる。
ロードはまだ回復を覚えず、侍のマッパー足り得ないので、二階は後回しだ。

ダンジョン構成は思いのほか狭く、途中からは探索を止め、一階と二階を行ったりきたりして玄室で稼ぐ。
早いとこリトフェイトが必要だ。

11 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 05:11:58 ID:OncCRsME
そうして、魔法使いが浮遊できる事ができる頃には十分な装備が揃っていた。
戦士と君主には店売りのフルプレートメイル、侍には武士の鎧、後列にもACが8も
下がり、なおかつ素早さが上がる盾を買い揃え、マポーフィックを唱えると、とても1階にいるとは
思えない数値が並ぶw
ちょっとやりすぎたかもしれない・・・が、まあノーリセットでいくつもりなのでこの位でいいのかな。

一階の探索は無事終了し、二階を歩き回る。ピットがうざいが、とくに何の変哲もない構成のようだ。
一箇所だけどうしても入れないところがあったけれど、三階への階段をいくつも見つけたので、後回し。
すでに戦闘は前衛のみが頑張るエンター連続の楽勝モードになっていたw

12 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 05:23:53 ID:OncCRsME
↑のミス・・・浮遊できる事ができる頃→浮遊ができる頃

続く3階もそう変わった事は無く、相変わらずピットだらけ。
そういえば2階にはシュートが無かったような・・?
というか、そもそもシュートで落ちる必要がある場所が無かったような。
ばんばんと扉をあけ、マップを埋めていく。ここにきて初見の敵が出てくるも、既に相手ではなかった。
3階にはシュートが少しあった。メモすべきなのだろうけど、めんどくさいのでしないw
またすぐに4階への階段を見つけ、とりあえず先に進めなくなるまでどんどん降りることにする。
もはやマップを確認することもせず、猪突もいいところであったw

13 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 05:41:15 ID:OncCRsME
3階と4階にはいくつも階段があり、そのうちの一つで1階にも通じるエスカレータを発見。
1階にあがり、かんぬきを抜いて(スイッチだったかな)、これを使用可能にする。
エスカレータは5階まで続いていたので、そのままの足で降り立つ。
すこし緊張して玄室を伺うも、やはり敵はそう強くない。
その分経験値も期待できないので、もはやレベルは気にしないことにする。

5階の探索を続けるうち、ここに来て初めて、ようやく足が止まるw
どうも自動床のコントロールが鍵になるっぽい。あとは所々にあるワープゾーン。
デュマピックが既に切れていたので、マップの確認ができず、戻るに戻れなくなるw
幸いと言うべきか、エンカウント率はあまり高くないようなので、全滅云々の心配はなさそうだが・・
とか思ってると、戦士と侍が麻痺と毒を一気に食らったりしてビビるw
もはや何処に入り込んだのか判らない、長い直線を走っていると突然NPCのドワーフが現れる。
このタイミングで、フラグ関係の戦闘か!?

・・・ただのメッセンジャーのようであった。
一人で岩を担いで自分のパーティのメンツに愚痴をこぼしている。
借金がどうのこうの。
そういえば3階のエレベータ付近にイベントがあったような気がする。
大岩持ち上げるのはいいんだけど、HPが歩くたびに減っていくのですぐ捨てたっけか・・・。
えーと、これはつまり自動床をこの岩で制御するということなのかな。
なんだかんだと元気そうなおっさんはその場に置いていき、先に歩を進める。
帰宅の途を見つけるのが先だ。
適当に乗った自動床で、ようやくエレベータ付近にたどり着く。
戦士と盗賊がレベルアップできるので、急いで町に戻った。

14 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 06:04:03 ID:OncCRsME
改めて5階に降りて、マップを確認する。
一箇所だけ、道が通じてないのにマップが埋まっている箇所がありそこから
先に進むことができる模様。
出鱈目に走り回って正解を見つけたのはいいが、どこがワープの始まりなのかわからないw
手書きでマップ書くタイプの人なら絶対こんなことやらかさないよなあ、と思いつつ、しらみつぶしに
もう一度歩き回ることにする。
マッパーは相変わらず魔法使い一人だ。侍は既にレベル2の魔法を使えるようになっているが、なぜか
デュマピックを覚えていない筋肉馬鹿w

案の定、すぐに魔法使いのレベル1の魔法力が切れてしまい、町にいちいちもどるのも面倒に思う。
マッパー要員の補充とさらなる装備充足を考え、エレベータ付近の玄室にて経験値及びアイテム稼ぎに走る。
基本は前衛の頑張りのみ。逃げ足の早い敵から先に倒し、時には魔法使いのサンダーが狭い空間に轟く。
未鑑定アイテムで一杯になる度に町に戻り、また5階に戻る事数回。
装備の変更はほとんど無かったけれど、お金と経験値は確実に貯まっていく。
たまに出るクリティカルの音に自分でびっくりしながら、ついに侍がその時を迎えた。
使用回数は一気に五回。魔法使いのと加えれば十分な回数になる。
既に戦士と盗賊はレベル10を迎えていた。あげすぎw

15 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 06:23:39 ID:OncCRsME
さて、レベルは二桁に乗り、所持金も5桁を超えた。
思えばここで、貯金(利子つかないけど)をしておくべきであった。
すこしは考えないでもなかった。ただ、めんどくさい病がひどかったw
ただこれは、出てくる敵が大して脅威に思えなかったせいもある・・。

新たなるマッパー要員を確保し、5階の探索を進める。一箇所かんぬきドアがあって、
そこが肝になっているようだ。
慎重にワープゾーンを確認し、行き先を確保していく。
ドワーフのおっさんと再び会い、同じ愚痴を聞きつつ、その先でいくつかのスイッチを切り替え、ようやく目的を達成する。
かんぬきドアの近くには6階への階段があった。
そして、6階に降りると、すぐ近くにまたエレベータ。
今度は8階までいける。今度は一度、町に戻り、ちゃんと
魔法力の回復をしてから7階をすっとばして8階に降りた。

16 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 06:34:43 ID:OncCRsME
探索するというより、新たな武器防具を求めて、と言った感じ。
この辺からブレスや広範囲呪文を使う敵が目立ってくる。
逆に言えば、その程度。まだまだ弱い。

エレベータ付近の部屋で誰かの残したノートを見つける。
落盤がひどいとかどうのこうの。
ただ当然、これはゲームのヒントになる文章であって、それがやはりあのドワーフのおっさんのやっていることであった。
移動床に使うのではなく、リレー方式でシュートを埋めて行くらしい。
魔法で無効化できるのになんで?と不思議に思う。
答えは試しに歩いた7階のシュートにあった。見た目は今まであったものと変わらないのに、落ちる。
先頭の戦士が大岩を持って、HPを削りながらそのシュートに持っていくと、おお、確かにシュートが埋まった。
そして気になるメッセージ、「どこかで仕掛けが作動した」。
思い浮かんだのは古いゲーム「倉庫番」。
これでようやく、一階にあった数々のシュートの意味と、いつまでたっても続く、敵のいまいちな弱さが理解できた。

17 :名も無き冒険者:2008/11/12(水) 11:59:55 ID:NLMHCa3Y
Wizを使って立体倉庫番……凄いアイデアですね
続きも期待してますー

18 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 01:54:03 ID:6VqXmdHk
倉庫番って言葉は悪かったかもしれないですね、目に見えるobjがあるわけじゃないしw
ま、あくまでイメージの問題ってことでw

リプレイ続き。

なんとなく、迷宮探索に初めてそれらしい目的を得た気がする我がパーティ。
(ちなみに作者さんのブログではスンごい細かい設定がされてる模様。小説書けるんじゃないかってくらい)
エレベータの行き来できる階層から、6〜8階が一つのセットになっているのではないかと勝手に想像。
故に6階の探索から始めることにする。

19 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 02:07:01 ID:6VqXmdHk
構成は外周部と中心部という作りで、狭い事もあり内容の把握は容易であった。
幾層にもあった移動床はベルトコンベアつーことで、直線的に続く仕組みも大岩を運ぶためなんだと思えば
より炭鉱らしきイメージも広がるというもの。

大岩は6階エレベータの近くにイベントとして設置されている。
設置箇所は他にもいろいろあるけれど、ここと3階のエレベータ付近が一番使い勝手がいい。
運搬を受け持つのは勿論、HPの一番多いドワーフ戦士だ。
侍もレベル一つ低い割には戦士と同じくらいのHPを誇るが、おんにゃのこにそんなことをさせてはいけないw

とりあえずマップを一通り埋めてから、岩を運ぶ作業に移る。
ここで初めて、新たに二つのことに気がつく。
即ち、大岩を担いでいるとゲートを通過できない(詰まって進めない)こと、
シュートを埋めるだけでなくドアの開閉にも用いる箇所があるということ。
そして、単純な俺は、中心部でその両方を用いたトラップに、見事に引っ掛かったのであったw

20 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 02:17:38 ID:6VqXmdHk
高橋留美子の「めぞん一刻」。
古い漫画であるが、こんなエピソードがある。
主人公の五代が、付き合ってるんだかどうだかわからない女の子に、
眼下に両手を広げられ「これを見て」と言われ、素直にそこを見る。
五代の方が背が高いのですこし覗き込んだ姿勢になる。
「目を瞑って」と言われ、これまた素直に目を瞑る。
すると女の子に突然キスをされ、しかも本命の管理さんにそれを見られるというシーン。

言われたとおりに素直にそれをやると、最悪の結果が待っているという事なのであるが、
まさに引っ掛かったのはこれなのだったw

21 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 02:24:40 ID:6VqXmdHk
なぜNPCのドワーフが一人で岩を運んでいたのか、もう少し深く考えるべきだった。
さらにどうして、手元にあるこの、1万と数千ゴールドものお金をストックしておかなかったのか。
狭い袋小路に完全密封された我がパーティは、なす術も無く途方にくれる。

全滅ではない、が、どうしようもない。
浮いてるから体重がないんだ!と思いつき、キャンセルマジックで地に足を降ろすも
当然ドアは開かない。
さらに不確定名*3グループの敵の先手を受け、慌てて戦闘に移る有様。

22 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 02:37:37 ID:6VqXmdHk
戦闘自体は難なく終わったが、何も解決はしていない。
ロクトフェイト?マロール? そんな高度な呪文はありません。
つまり、自力脱出は不可能。
ここで「要・救出パーティの作成」となるのだが、前述の通り、有り金は全て手持ちなのである。
ひょっとしたら、敵が弱いのはこの辺のことも考慮してあったりして?

どの道あとで何度も全滅はするだろうから、セカンドパーティの作成は考えていたのだが、欲を言えばもう少し
進んでからにしたかった。最悪魔法使い一人が待機できていればなんとでもなるのだから。
しかし、既に状況はそれを許さず、訓練場で新たな冒険者を募ることに。

殲滅力重視で、戦士*2 僧侶 魔法使い*2を急いで確保する。
当初はこの5人で行くつもりであったが、ここで一計を案ずる。

「大岩を担ぐのに体力を削られるのがイヤなら、最初から体力が無い人に持たせればいいじゃない」

かくして、レベル1の魔法使いが裸で迷宮に放り出され、禄に魔法も使わされる事もなく、その地に倒れこむことになった。
このシナリオで、初の全滅シーンが画面に映し出される。

 

23 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 02:48:39 ID:6VqXmdHk
哀れな運命に置かれた若造の死体をパーティに加え、黙々と戦闘に向かう救助隊。
決して救われる事の無い面子を加えた彼らの心中はいかがなものだったか。

リトフェイトを覚えるまで先輩達と同じような事を繰り返す。
ただ、盗賊がいないので玄室は覗かない。永遠とぐるぐる回るのみ。
習得レベルになってもどの魔法を覚えるかはランダムなため、念のためにと二人用意したのだが、
この心配は杞憂だったようだ。無事、二人ともに事なきを得る。

24 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 03:03:02 ID:6VqXmdHk
さらに後々のことも考え、とりあえず一階と三階のシュートはこのパーティで埋めることにする。
先達のパーティは既に必要経験値が3万を超えていたりするので、どうせ弱い敵の中をうろうろするのなら
経験値のありがたみが大きいパーティの方が能率はいいのだ。
一階や三階のシュートが、どこの何に作用するのかは不明であるが、はやいうちにやってしまっても問題はあるまい。

さくさくっと三階まで降りて、大岩のあるフロアに足を伸ばす。
さて、大岩のイベントはフラグ処理?である。誰かが一つでも岩を持っていると、当然イベントは起きない。
ここで、死人でありながら今現在の主役である永遠のレベル1魔法使い君の出番である。
戦闘の戦士が一つ岩を担いでは一歩下がり、最後尾の魔法使い君に持たせる。
そしておもむろにパーティから彼を外し、救助隊は一歩進んで新たな大岩を得る。
一歩下がって彼の死体をパーティに加え、新たな岩を持たせる・・。
これを繰り返すこと10回。
誰がその死体を引きずるんだ、と現実的に考えれば意味のまったくない行為ではあるが、ゲームである。
この位は便宜は図ってもいいだろう。

そして、これがまた、浅はかな考えだったことを数秒後に知ることになるw

25 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 03:15:43 ID:6VqXmdHk
眠かったせいもあるが、同じ行為を10回繰り返すことにすごい手間が掛かった。
イメージとしては、シュートの前までパーティが進み、イベントでシュートを埋める
→そのまま次のシュートに向かい、またイベントでシュートを埋めていく、と言うもの。
要は、死人のHPが減らない事を利用して、ネガティブヒールと大岩を担ぐ場所まで戻る手間を省く計画であった。

だが、wizの神様はそんな片手間な行為を決して見逃してはくれなかった。
三階にはシュートが二つ。一つは当然、何事も無く埋まったが、二つ目に移動した時、なぜかなにも変化がない。
いつもの注意メッセージが流れるだけ。
それもそのはず。
レベル1魔法使い君のアイテム欄を覗いたら、10個綺麗に並んでいた大岩が、全てさっぱり綺麗になくなっていたw

26 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 03:26:15 ID:6VqXmdHk
この辺はシナリオ作成経験者ならありえないミスなのかもしれない。
だが、当方、現在的にはアップされたものをありがたく遊ばさせて頂くだけの身なので、
またやらかしたというわけである。
もっとも、先達パーティが閉じ込められたことに比べれば些細なミスでもある。
面倒くさがらず、一つ一つ大岩を運んではシュートを埋めていく。
1階のシュートの数がやはり難儀ではあったが、無事、これも埋めることに成功。
多分穴はもう残っていないはずだが、最後のシュートを埋めても何も特別な事は起こらなかった。
全て埋めた時に何が起こるのか、先が楽しみではある。

何よりまずは、先達パーティの救出である。

27 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 03:34:47 ID:6VqXmdHk
さすがに成長具合に不安のある救出隊では、六階に降り立つのには緊張する。
先達パーティではなんとも思わなかったブレスが、脅威である。
回復薬が一人で、ディアしか覚えていないwというのもある。

マップの内容は熟知できているので、死体君に念のために岩を三つほど持たせ、
中心部に向かうことにする。
一つは先達パーティ用、一つは救出パーティ用、残りは保険である。

そして、何度かの戦闘をはらはらしながら乗り越え、ようやく、なんとか、合流を果たす。
ここで初めて会った彼らも、歓喜の抱擁をしたことだろう。
死体君も眠ったまま笑顔になったに違いない、うん。

28 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 03:45:30 ID:6VqXmdHk
そうして喜びと安堵の時は過ぎた。
ドアの向こうは未踏の部分なので、まずは先達のパーティが脱出方法を探ることにする。
死体君から大岩を預かり、意気揚々とドアを叩き開ける。
行き先では幾つかの小部屋と、スイッチで切り替え可なコンベアと七階に続く階段と、外に出るための
フラグ処理ゲートを発見した。
魔法力や体力にはまだ余裕があったので、試しに階段を下りてみる。
が、そこは狭い袋小路で、回復の泉と大岩ゲッツのイベント区域があるだけだった。
よく意味がわからないが、取り合えず清められた水を浴び、体力を完全に回復させる。
六階に戻り、岩を捨て、ゲートを超え、完全に安全地帯に脱出したことを確認し、パーティを切り替える。

そして、この二つのパーティを無事、町につれて帰ってから、本当に一息ついた。
今度はちゃんと、お金はアイテムボックスに仕舞い込むことを忘れなかったw

29 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 10:11:26 ID:6VqXmdHk
落ち着いた後、再び潜る。
6階はほぼ全容の把握ができたので、次は7階である。
走り回ってみると、6階と同じように外周部と中心部に分かれているようだ。
所々に例のシュートがあり、当然岩を嵌めることができるのだが、上の階と違い、数歩進むと崩れてしまう。
前述の死体君の例の如く、パーティを分割し、前衛二人にそれぞれ岩を持たせてみたが、同時に使用されてしまう。
一人だけ先に進ませて穴を埋め、後に合流して進んでいく、という手順になるのだろうかと思ったが、
先に走り回った結果、埋めた先は逆周りでいけることを確認する。
穴を埋めて何かが作用するのが目的なら崩れてしまう意味がわからなく、頭を捻る。
とにかく、マップを埋めてみよう、ということで、8階に進む。
8階と7階はセットになっているようで、階段がいくつもある。
シュートで落ちた近辺に大岩が用意されている、という具合で、なるほどと日記の内容にも納得。
走り回った結果、8階も7階と同じように中心部とそれ以外で分かれていた。
魔法が切れそうになったので、一旦町に戻ることにした。

30 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 10:18:09 ID:6VqXmdHk
お待ちかねの鑑定タイムで、ACこそ-3だが、HPが二割も上がるという盾を手に入れた。
これはロードに持たせ、生命力の無さをカバーさせる。
また中立専用だが、首はね耐性のついた頭部装備も手に入れた。
ACがないのがたまに傷だが、HP馬鹿である戦士が唯一の中立なので、彼にもたせることにする。
それにしても、岩運びを考えた場合、この盾は大変有用に思える。
全員分、とまではいかないにしろ、前衛皆に持たせたい所ではあるので、少しアイテム漁りに取り掛かることにする。

7階8階共に玄室らしきものはほとんどないのだが、通路で必ずエンカウントする箇所があり、階段が近いこともあって
そこで稼ぐことに。

31 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 10:25:01 ID:6VqXmdHk
何度か行き来するうち、盗賊がまずレベル11を迎える。
これでHPが100を超えていないのは魔法使いのみになった。大変結構。
アイテムも割りと揃っていき、ロードはマポーフィック込みで−9までACが下がる成果を見せる。
次に戦士が11となる。HPは150を超える凄まじさ。また彼は補正抜きで力の項目が30となり、
武器は当初から変わっていないというのに、片手で時に60点ものダメージを叩きだす化け物と化しているw
残念なのは、同じく11を迎えた僧侶が、マディを覚えてくれなかったことだ。
いつもは僧侶二人構成なので、こういった事態はなかなかなく、ちょっと困る。
経験値の渋さは相変わらずで、未だ一回の戦闘で1000を超えた覚えがない。
先が思いやられる展開でもある・・・。

32 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 10:30:28 ID:6VqXmdHk
そうして、一度稼ぎ場所への道を間違えて別の部屋の階段を上ったか降りたかした時、それは起こった。
見慣れない風景。
一面に、赤い溶岩のタイル。
よくわからないが、何故か、階段を行き来するだけで、8階中央部に飛んでしまっていた。
その場を確認するも階段はなく、意味がわからないw
まさにポルナレフ状態である。

中央へは、てっきり、なんらかの仕掛けを解くことで出入りできるようになるものばかりおもっていたのだが。
ともかく、探索をしてみる。魔法力、体力ともに不安の残る状態ではあるが、出口をまず探さねば。

33 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 10:37:14 ID:6VqXmdHk
構成としてはリトフェイトで無効化できない溶岩と、ダークゾーンを組み合わせたもので、非常にいやらしいw
実際、何度も溶岩に突っ込み、体力のない後衛が死に掛ける事態にw
こういう時、僧侶が一人であること、またマディが無い事が非常に辛く感じる。
悪い事は重なるもので、電撃罠の解除に失敗した盗賊が灰と化し、戦士と並ぶアタッカーである侍が首を撥ねられるという事態が立て続けに起こる。

さんざん敵が弱いだのなんだの言ってきたが、認識が甘かったといわざるを得ない。
出口は未だ不明で、僧侶の魔法力も切れ掛かっている。
熱い溶岩の熱気が、こちらにも伝わってくるような緊張感だw

34 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 10:42:50 ID:6VqXmdHk
溶岩とダークゾーンを避けるように道を進むと、やがて7階への階段を見つけることができた。
その先にはかんぬきドアがあり、それを抜くと、エレベータ直近であることが判明。
むむ、これは期せず正解の道に辿りついたということか?
助かったことに間違いはないので、急いで町に戻る。
寺院のおっさんに蘇生料金として占めて7500ゴールドほど取られ、貯金が半減する・・・。

35 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 10:50:58 ID:6VqXmdHk
何はともあれ、8階中央部への道は開けた。
大岩のことは置いておいて、こちらの探索に専念することにする。
以前と同じようにダークゾーンと溶岩を避け、埋まってないマップの部分を少しずつ歩いていく。
その果てに、一人のおっさんがいた。
なんと、溶岩をものともせず、炎の中に立っているではないか。
これはなんらかの魔法アイテムを保持しているに違いない。
殺してでも奪い取る! と行きたい所ではあるが、当然そんな選択肢はない。
おっさんは何やら厭世感を漂わせた雰囲気で「お前達がどうなろうとしったことではない、か」
などと、捨てゼリフを履く。
確かに、シナリオ上、所詮僕らは盗賊でなのである。

36 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 11:03:48 ID:6VqXmdHk
おっさんの先に気になるゲートが見えたので、熱いのを我慢し、少し炎の中を進んでみる。
行く先にあったのは7階への階段であった。
正直、8階もほぼマップが埋まった感があるので、この先に何らかの導きがあるのだろうと胸を躍らせる。
階段の先には、おそらくスイッチで開く鉄格子と、なんらかの鍵が必要なドアが2つであった。
むーん、シュートの仕掛けはここに作用するのか? 日記によればそういう内容ではなかった気がするのだが・・。
これで七階のマップもほぼ埋まった感じ。所どころ残っているのは多分ダークゾーンである。
一度、8階に戻る。マップを改めて見てみると、中央箇所の中央に、あやしいダークゾーンの集合があって、どうも臭い。
溶岩に足を踏み入れることを覚悟し、暗闇の中に飛び込んでみると、案の定というべきか、9階への階段があった。

37 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 11:23:42 ID:6VqXmdHk
9階は8階よりさらに酷い有様だった。
一面が火の海とダークゾーンだらけ。
どちらにも突っ込まず歩いていける道もないことはないが、きっとそれだけではすまないだろう。
てくてく歩いていくと、所見の敵に出会う。巨大なありさんの大群である。
全部で4グループ。ティルトウェイトはまだない。ここは一つ、先程覚えたサフォケーション(マカニトだっけかラカニトだっけかw)
を使ってみようと思ったのが甘かった。
アリ共はことごとく生き残り、そのうちの何体かは20ダメージにも及ぶブレスで応戦してきたのである・・。

溶岩をわたった際、回復が追い付いていなかった盗賊がまず倒れ、次にパーティの要である僧侶が崩れた。
次のターンで戦士と侍が本気を出して1グループ殲滅。魔法使いがマダルトでまた1グループ殲滅。
ブレスが一度だけ飛んできて、誰も死ななかったものの、全員の残りHPが30を切る事態に。
逃げようかどうか判断に迷ったが、逃げ遅れたらまず全滅は必至。
残りのアリは先に攻撃できればいけると判断し、先程と同じように前衛で1グループ、マダルトで1グループを担う。

・・・読みは成功だった。
それ以上のダメージを一つも受けることなく、敵を殲滅させることができた。
宝箱からは数点のアイテムが出るがそこに喜びなどありはしない。
被害は甚大だ。前衛のHPは最大の侍でも27、後衛の魔法使いに至っては9という有様である。
加えて、ロードの魔法力は一切残っていなかった・・・。

38 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 11:30:16 ID:6VqXmdHk
正直、全滅を覚悟しながら、帰り道の確認をする。
9階はまず大丈夫だが、8階の階段先のダークゾーンが心配だ。
間違って一歩進めば溶岩に沈み、そのまま誰も上がれない可能性すらある。
デュマピックの限界を悟りながら、急いで8階へと向かう。
敵のエンカウントはなし。
8階で再度マップを開いて、目の前のダークゾーンとその後ろの様子に目を光らせる。
一歩進んですぐ左。そのあと右向いて直進。
・・・なんとか無事、溶岩に突っ込むことなく乗り切ることに成功。
ここまでくれば後は簡単なので、敵に会わないことを祈りながら帰途に就いた。

39 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 11:51:49 ID:6VqXmdHk
町にはそれ以上の問題もなくたどり着いたが、ここにきて新たな問題が発生した。
すなわち、財政破綻であるw
蘇生に5000ゴールド掛かるのはまだいいとして、嬉しい誤算というべきか、鑑定料が跳ね上がったアイテムを多数保持していたのだ。
アイテムボックスの中のお金は既に数百ゴールドを切り、全員の手持ちを合わせても全てを鑑定できない。
仕方が無いので、一度馬小屋で休んだ後、回復のため外に出て、そのまま出口傍でぐるぐると回ることにするw
ランダムエンカウントに関しては、8階も1階もそう得られるお金に違いはない、気がする。
足りなかったのは数百ゴールドなので、すこし手間をかけるだけで済んだ。
しかし、一向にお金が貯まる気配がない。死者が出たのは三人目だが、やはりビショップがいないのが痛い。
それに8階当たりからどうも盗賊の指使いに切れが見られない。
石弓でげんこつ食らうくらいならまだいいが、直撃こそしなかったものの、電撃を食らうことも多く、何かと不安が募る。

アイテム鑑定の結果、運が上がる手袋があったので、これは盗賊に持たせたw
他にも、お宝発見率5%も上がる剣が二つ、ロード専用の両手持ちが一つ、睡眠と首はね耐性のついた頭装備、知恵が4も上がる杖など、多種多様な装備が手に入った。
片手剣はダメージも十分申し分ないため、戦士と侍に、ロードには両手持ちを装備させつつ、例の盾と片手剣をも予備として持たせる事にした。

40 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 12:02:23 ID:6VqXmdHk
新たな装備を手に、再び9階に赴く。
再び先程のようなアリの大群が出た場合、侍もカティノで1グループ眠らせ、僧侶も惜しみなく範囲魔法を使う事を決意する。
他にも毒のブレスを吐く虫や、明らかにレベルドレインしてきそうな幽霊軍団など、もはや手は抜けない敵ばかりだ。
HPこそ低いものの、いやだからこそ、倒す順番などに頭を使うので、戦闘がすこし辛くもどこか楽しい。
実際、注意深くやればまだまだそう問題ではない、はず。

9階。中央部分を取り囲むように歩き回り、鉄格子の扉と10階への階段を見つける。
どんどん下層に下りていけるのはいいが、相変わらず大岩の件が不明なのが気に掛かる。
そろそろ直行のエレベータも欲しいところ。
おそらく7階の鍵の向こうが怪しいと睨んでいるのだが・・・。

41 :名も無き冒険者:2008/11/13(木) 12:14:28 ID:6VqXmdHk
9階、なんの躊躇いもなく歩ける場所は踏破したので、じっくりと中央部分を眺めてみる。
8階の様に、いくつかダークゾーンが組み合わさった場所があるので、そこら辺になにかあるのだろうと睨む。
ぽんぽんと進んでいくと気がつかないうちに溶岩タイルに突っ込んだりしてしまうので、一歩一歩慎重に歩を進める。
先程の全滅寸前の戦いもそうであったが、こういう緊張感があるからwizはやめられないw

何度か炎に足を焦がし、じっくりとダークゾーンのある行く手を確認しながら、ドアを開ける音がした。
よし、正解。
正面に進むと「いてっ」
右に進むと「いてっ」
・・・・後ろを向いて進むと「いてっ」
袋小路ですか。とはいっても、そこまで意地悪な仕組みとも思えないので(最初のダンジョンだし)シークレットドアかなにかがあるに違いない。
調べてみるとやはりスイッチがあった。押すとどこかで鉄格子が開いた音がした。

なるほど、さっきの所だな、と早速踵を返す。
こういう時ずぼらな性格が出てしまうのだが、暗闇をそのまま突っ切って3歩分ほど溶岩の中を歩いてしまうw
この時に敵が現れたら目も当てられない事態になるのだが、運良くそれは免れたw

またもや死に掛けた盗賊を安いヒールで目一杯回復しながら、鉄格子のあった場所を目指す。
やはり格子は外れていて、その先には、「進入禁止」と書かれたドア、入ろうとすると8階で捨てゼリフを吐いたおっさんが現れたのだった。

42 :名も無き冒険者:2008/11/14(金) 17:03:32 ID:3sAfLNBI
おっさんは相変わらず取り付く島もないといった感じ。
部屋の中には何かありそうだが、当然の如く入れてくれない。
仕方が無いので先に進むが、特に何もなかった。

10階の階段から下に下りてみる。
溶岩を避けるように外縁を歩くと、どうやらフロアの半分は壁でぐぎられている様だ。
東の果てにいかにも妖しい溶岩の通路があったので、熱いのを我慢して通ってみる。
すると上に上がる階段があった。上るとすぐ降りる階段があり、入ってみようとすると
またおっさんが現れ、いつもの如く通してくれない。

なぜ、こうも邪魔ばかりするのだ。
曰く「ここから先は地獄だぞ」とのこと。
地獄でもなんでもどんと来い!といいたいところだが、通してくれないのでどうしようもない。

43 :坑道 ◆ IvqDOeZ3Xg:2008/11/14(金) 19:10:57 ID:H14+eRlc
攻略日記を拝見させていただいています。
こんなにも躍動感あるプレイで私のシナリオに焦点を当てていただいて
心から感謝しています!

これは非常に申し上げにくいことなのですが、氏の攻略日記を拝見して、
当シナリオに不備があることに気がつきました。
攻略に手詰まりが生じる重大なミスです。
急いで修正して、すでに公式のファイルを更新しておりますが、
その内容のなかで特に重要な点が
溶岩窟B1の(X6,Y4)のシュートでB2へ落ちて、その先の
メッセージイベントを開いていただきたいのです。
その後であれば、B7の鉄格子が開いているのでその先へ進入
出来るようになっているはずです。
完成にあげたにもかかわらず、チェックがいたらずに氏の日記に助けていただきました。
お手数をおかけしますが、セーブデータを回避してから上書きしてください
申し訳ありませんでした。

44 :名も無き冒険者:2008/11/14(金) 22:47:41 ID:3sAfLNBI
あ、こんにちは。楽しんで遊ばせて貰ってます。
上書きの件、了解しましたです。
下手糞な文章読んでもらってありがとうございます。
自分でも今全部読み直したんですが、誤字脱字がひでーwと下書きの必要性を痛感しました(汗
あと薬品類がおいてないとか大嘘かいてますね、ごめんなさい。

先日にボーナスダンジョン追加されたそうなので、そこになんとか行き着けるよう、頑張りたいと思います!

45 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 00:26:45 ID:2M7EqzmA
えーと、言われたとおり、セーブデータ待避させた後、初期化したデータのキャラで
該当地区に行き、シュートから落ちてメッセージを見ました。
その後、元のデータで念のために同じことを繰り返し(その際メッセージは出ず)それで7階に降りてみたんですが、
確かに「扉」が開きまして、イベントが進みました。
で、問題はここからなんですが、これ書いてなかったんですが、実はリプレイが追い付いてないだけで
実際は一つ目の称号?手に入れてる状態だったんですよね。
2番目のダンジョンに潜り込んで、目的の物を城に持ち帰った状態です。
さらには、溶岩砦の12Fを詳しく探索する前にそれをやってしまったので、変な状態なんですが問題ないんでしょうか?
現状、12fの一つの扉が、「不思議な力で閉ざされている」とでて入れません。(同じようなイベントが起こるべき場所なんじゃないかと思うんですが)
多分、9階東のNPCが邪魔してたところを無理やり通ったのが悪かったと思うんですが。
(後ろ向いてZ押して素通りしてしました・・・)

46 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 09:24:33 ID:2M7EqzmA
リプレイ続き。

おっさんの融通の利かなさに仕方なく踵を返す面々。
引き続き9階と10階の探索を続けたいところではあるが、この溶岩、舐めてたらたまに酷いダメージをたたき出す。
盗賊と僧侶が焼け死、他のメンツもあわやといった大惨事を引き起こす。
おっさんの溶岩避けアイテムが必須なのであるが、どうも手がかりらしきものが見つからない。
回復手段がなくなったので町に戻る事にするが、敵が出現。
現れたのは犬の大群であった。
これとは一度だけの戦闘経験があり、その時は2匹だけで大した手間もかからなく、
また、おっさんに気を取られてたせいもあるが、またもや適当にエンターを連打してしまい、これがさらなる惨事を引き起こした。
犬もこれまたブレス使いなのであった・・・。
気がついたときには、戦士以外が全員、死亡。
ここにきて、初の、生存するための逃亡を余儀なくされることに・・・。

47 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 09:33:14 ID:2M7EqzmA
棺おけを引きずりながら、半泣き状態で町に戻る。
まあ、死んだらセカンドパーティで回収すればいいだけなのであるが、
それより何より、金がなかった。
手持ちは4000ゴールドと少し。アイテムボックスの中身は既に空だ。
全員分の現金を用意するのもうんざりしたので、仕方なく僧侶だけを生き返らせてもらい、
あとはディで復活させることにする・・・。
年齢はまだ気にしなくてもいいだろうが、問題は生命力の低下である。
幸いというか、ロード以外はまだまだ22より大分余裕があるが、元々がエルフということもあって
ロードの生命力が14しかなく。そこからさらにー1なので、HPの伸びしろが心配になってくる。
イハロンはここにつぎ込むべきか・・・、しかし転職予定のビショップにも振りたいというのが正直なところ。
未鑑定品がいくつか手元に残っていたが、鑑定をお願いする金もない。
金が余りあるシナリオよりは、こういったきつきつの状態の方が好みではあるが、それでもやはり
ビショップが早くほしい。
僧侶のマスターレベル到達まではまだまだ遠く、どうしたもんかと気をもむ。

48 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 09:39:47 ID:2M7EqzmA
ひとまずの回転資金を稼ぐため、10階のエンカウントフロアと階段をいったりきたりすることにした。
作業的に敵を殺戮しながら、攻略の糸口に思考を傾ける。
現状気になる、というか手がありそうなのは、
1階のかんぬきドア、7階の鍵扉、シュート、9階のおっさん、といった感じ。
かんぬきドアの向こうは、おそらく直下型のエレベータではないかと予想されたため、
やはり7階がキーになるのだろうか。
未鑑定アイテムで一杯になったあとは、ぐるぐる回って敵の出現を待った。
しかしそれにしても、経験値もしぶいが、お金もしぶい。
10階と1階でほとんど落とすお金が変わらないというシナリオはこれが初めてかもしれない・・・。

49 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 09:44:58 ID:2M7EqzmA
魔法力が尽きたので、一旦町に戻った。いくつか使えるアイテムを手にし、ロードのACは
魔法込みでー11を達成。クリティカル耐性装備があれば、彼女を先頭に立たせる事にするのだが・・・。
おもむろに商品棚を眺める。
ロード専用の鎧が並べてあった。
クリティカル耐性付き、また自らの攻撃がすべてクリティカル発生を伴うようになる。
お値段は3万6千ゴールドと、他のシナリオで考えれば格安の設定。
しかし、現実として、財布の中身は軽いのであった・・・。

50 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 09:50:32 ID:2M7EqzmA
何度か10階と町の往復を繰り返し、手持ち資金に余裕ができてきた。
戦闘にも若干飽きたので、久しぶりに7階で足を止めてみる。

マップを開いてみると、シュートの数がおそらく、6個。
確か8階の日誌に「6人分の頭数が必要だ」と書かれてあった気がする。
ぱっと思いついたのは、6人にそれぞれ大岩をもたせた状態でシュートの直前でばらばらに待機させ、
準備ができ次第、一斉にシュートを埋める、と言うもの。
その場を離れると崩れてしまうようなので、これしか対処方法はないような気がする。

早速、先頭の戦士が大岩を広い、右回りに外周部を周り、一人一人に岩を預けてその場に置いていった。

51 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 09:57:59 ID:2M7EqzmA
手間としてはそれほど面倒なわけでもなかった。
しかし、結論からいうと、何も起こらなかった。
そもそも「日誌」によれば、これは大岩を運ぶための方法論であって、少なくとも現時点では
大岩を運ぶ、といった必要性がないのである、うちのパーティには。
あの9階のおっさんがそれに関係しているような空気も特に感じられ
ない。
そういった現実的なことに身を置いているような雰囲気ではない。
彼のセリフからは、厭世や何らかの葛藤、そういったものしか読み取れなかった。

仕方が無いので再度9階に降りた。
目的らしき目的は無い。

52 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 10:01:46 ID:2M7EqzmA
改めてマップを開く。幾つかまだ埋まってない部分があり、これは当然溶岩もしくはダークゾーンである。
10階に降りてみる。9階に比べれば、壁で遮られている分、探索すべき場所はすくないように思えた。

となれば、9階のダークゾーンを中心に調べてみる、という手がある。
しかし、先程の件もあって「溶岩に落ちたら熱いよ」病がひどかった。
あのおっさん殺せないかなーと半ば本気で思って見たりw

53 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 10:10:20 ID:2M7EqzmA
どうしていいのか判らず、しばらく1階から適当にうろつく。
こまめにマッピングもメモもする性格ではないので、本当に散歩に毛が生えた程度のものでしかない。
しばらくするとそれにも飽きたw

気がつけば盗賊と戦士のレベルアップが近かったので、再度10階に降りて敵をしばくことにした。
犬とバッタとアリがうざい。経験値もっとよこせ!
程なくして経験値は貯まり、それほど魔法も使い切ってなかったので、すこしだけ9階の探索を再開することに。

54 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 10:14:42 ID:2M7EqzmA
妖しいのは北部と南部で、北部には例の鉄格子スイッチがあった。
となれば残りは南方面だけである。
10階に降りる階段の先に最南端の道筋があって、そこに行くのに溶岩を一マス超えなければならない。
ジュワーと身を焦がす音がする。よく歩けるよね、この人たち。

ダークゾーンは2箇所、それぞれ北方面に数マス連なっているように見える。
ロミルワの使用回数を再確認してから、ダークゾーンに突っ込んだ。
・・・ビンゴ!

部屋があって、そこにはエレベータが設置されていたのであった。

55 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 10:20:17 ID:2M7EqzmA
より最下層にいけることを望んだが、残念ながら5階から9階までを繋ぐものでしかなかった。
まあ、何かしら展開は開けるだろう、ということで一階ずつ上に上がっていく。
するとやはり、7階で道は開けた。どういうわけか、例の鍵扉の向こう側にエレベータは繋がっていたのだ。
鍵を裏からいじってみるが、当然開くはずもなく。
どうも何かしら手順をどこか間違えた気がしてならないが、まあ話も進んだのでこれでいいやと別の部屋を開く。
そこにあったのは2つのイベントマス。
重要なあるアイテムを、一気に二つも、手に入れたのであった。

56 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 10:26:54 ID:2M7EqzmA
5階でかんぬきドアを一つ開放し、これで直行でこそ無いものの、下層へのアクセスが少し楽になった。
手に入れたアイテムで、目論見通り?、おっさんとの展開も少しだけ進み、ようやく欲しかった「アレ」が手に入る。
しかしま、何事も思い通りというわけではなかった。
性能こそ待ち望んだものではあるが、これがまた、非常に限定的にしか機能しな代物なのであった・・・。

57 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 10:32:00 ID:2M7EqzmA
一つ勘違いをしていたせいで、ここでまたしばらく足止めを食らった。
ようやく展開が開けたと思っただけに、落胆はひどい。
大体、これを手にしたとして、一体何処に行けばいいというのか。
消えるたびに通常装備をしなおす手間もあって、だんだんいつもの如くメンドクサイ病が発生してくる。
ある固定観念から、どうしても「それ」を維持したまま遠くに行く事ができない。
そもそも溶岩は入れないわけではなく、入るのに痛みを伴うだけなのでだから、何が何でも「それ」が必要というわけでもないのだ、展開上。

58 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 10:38:49 ID:2M7EqzmA
「あ」と思いついたのはしばらく悶々とした後だった。
急いで例の10階東に赴く。
9階で部屋を空けてくれたのなら、きっとあそこも開いてるに違いない。
最早減ったHPを回復することもなく、溶岩を突っ切って例の場所に着いた。
きっと通れるだろう、半ば確信していた。
だが、おっさんは、相も変わらず、その場を通してくれなかった。
・・・言葉としては、こちらの身を案じてくれているのはよく判る。
判るんだけどじゃまなんだよう。

59 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 10:48:38 ID:2M7EqzmA
ここで本当にもうめんどくさくなって、正規の手順を踏むことを諦めるw
まっさきに思い浮かんだのは、古代から定番方法であるところの、ランダムテレポート。
しかし、魔法使いは未だレベル10でしかなく、マロールまで行き着くには概算で20万近くの経験値が必要だと思われる。
マー○ィゴーストなる存在がいれば、戦士か侍と二人で延々と殺戮を繰り返してもいいのだが、今の所、彼の存在は微塵もないようだ。
ひょっとしたら1階のかんぬきドアの向こうかな、とは思っていたが、最早エレベータの存在は期待できないようだ。
(この時はまだ、作者さんの行ってたシュート&メッセージは知りませんでしたので悪しからず)
となれば、次に頼るべきはテレポートの罠、なのであるが、これも今のことろ、もっとも難しい罠であっても電撃レベルなのである。
手詰まり。

EQとかだと、NPCに魔法打ったら怒って追いかけてくるんだけどなあ、そういえばVではNPCも殺せたっけなあ、などと昔の思い出に視線が遠くなるも、
現状の打破に繋がるものではない。

60 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 10:57:05 ID:2M7EqzmA
wizの操作方法は人それぞれだと思う。
人によってはアプリを使って、パッドを使用している事も多いだろう。
俺はいつもなんのゲームでもキーボードとマウス派である。
で、この「五つの試練」は2年前に買ったのであるが、その時は「欠けた大地」「旅人の財産」を
クリアしただけで満足して、あとは手を出していなかった。
最近になってまたやりだしたのは、部屋の掃除で偶然「隣り合わせの灰と青春」を手に取って読みふけってしまったからである。
幸いCDはすぐ見つかったのだが、説明書はとうにどこか行ってしまった。

何がいいたいと言うと、普段はほとんどカーソルキーとエンター、IとOのキーくらいしか使用せずプレイしているのである。
あとはマウス。横伝いの壁を調べるのにも、いちいち正面進んで横に向く、といった動作を繰り返しているんである。

この時、なぜかしら、正面を向いたまま歩いたり、後ろ向きに下がるのどうやるんだっけ、と疑問に思い、ちょっとキーボードの操作を確認したくなった。
結果的に、これが突破方法となったw

61 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 11:18:19 ID:2M7EqzmA
それがたまたま、NPCのおっさんの前だったというに他ならない。
あれこれキーを押しているうちに、偶然、我がパーティはおっさんの傍をするりと通り抜け、
未踏の階段を降りることができていたw

人間というのは堕落しやすい生き物だ。
一度楽な道を知ってしまうと、いけないと思いつつも、安易な方法を選んでしまう。
・・などといった見苦しい自己弁護はいいとして、とりあえず道は開けたので、探索を再開することに。

壁の向こうだからと言って、構造ががらりと変わるといった甘い展開など当然あるはずもなく、
相変わらず溶岩とダークゾーンがパーティの行く手を阻んでいた。
まずは普通の道を選んで歩を進める。
余りスペースに余裕はない、すぐに道はなくなった。
ただ、左手にゴールらしきものは見つかった。溶岩続きであり、例のアイテムを使ってここを通れ、という
導きに他ならない。試しにそこからいけるかどうか、数歩分だけ歩いてみる。
ふむ、盗賊が死んだw

62 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 11:25:28 ID:2M7EqzmA
一旦町に戻る事にする。
どうやら例のアイテムをここまで維持できさえすれば、何とかなると判った。
やるべき事がわかったので気は楽になった。
僧侶のレベルアップが近そうなので、マディ習得のため、盗賊を生き返らせた後しばらくはモンスター虐めに勤しんだ。
それにしても、どう考えてもロードが役に立ってない感が拭いきれない。
侍はマッパー要員、アタッカー、専用装備が早くからあることもあって十分戦力になっているのだが・・・。
いつものように僧侶→戦士でいくべきだったとつくづく後悔。
つうか、もう二度とロード最初からいれたりしねーw

63 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 11:29:54 ID:2M7EqzmA
僧侶はさすがにマディを無事、習得。回数は頭人数分だけちょうど6回。
石化もこれで怖くないが、一番ありがたいのは町に戻ったあとの回復時かな、と。
13になればマディアル、というか最早別物、ヒールパーティが待っている。
あれさえあれば劇的にプレイが楽になる。
なんのシナリオでも、ここからが一番レベルアップがしんどいのであるが・・・。

さて、僧侶が11になったので、作戦再開である。
問題は例のブツ。どうやってあそこを抜け出すか、だ。

64 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 11:35:49 ID:2M7EqzmA
上に書いた固定観念というのは、
普段ダメージなく通れるならそこに溶岩は無い、故に、溶岩があるところは必ずダメージを食らうはず、というものであった。
注意深くグラフィックを見ていれば、溶岩のグラフィックがあってもダメージがない場所というのは存在しているのだが、
これと例のブツを結びつけて考えることができてなかった。

これを解消するのにしばらく、正しい道順を確認するのにその倍の時間を掛け、ようやく11階への道のりを確保することができた。

65 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 11:42:01 ID:2M7EqzmA
11階、及び12階。
「溶岩岩」の総決算ともいえるべき、すごく面倒で、大変手のかかかるフロアであった。
さすがのずぼらな俺でも、メモなしにここをやりすごすことはできなかったw
惜しむらくは、町に戻る事が不可能なため、途中から宝箱の放置が続いたことか。
散りも積もれば何とやら、で、ここを抜けた時には経験値の稼ぎも十分すぎるほどだった。

66 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 11:47:29 ID:2M7EqzmA
↑ ×「溶岩岩」 ○「溶岩窟」

・・・城の看板にあったように、溶岩窟は次のダンジョンの最下層に繋がっていた。
求めるべき物を求め、有難き筈のものを次々と壊す。
ちょっと残念だったのは、このダンジョンは攻略対象ではないような感じがすること。
出てくる敵もほぼ代わりは無く、経験値もお金もビミョーで、溶岩窟とはまた違った趣向の攻略すべきダンジョンかと思っていたので
落胆した。ま、全て歩き回れるわけではないので、確信持てるわけではないが。

67 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 11:53:06 ID:2M7EqzmA
こうして、一つ目の称号を得て、次はどうやら「幽霊砦」らしい。
妙な進め方をしたので、多分シナリオの整合が取れてないのか、「溶岩窟」をコンプリートしたとは今でも言い切れないのだが
称号が取れたのでよしとするw
なお、おっさんにはやはり悲しい過去があったことだけは確認済。その結果もまた、悲しいものだった・・・。

68 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 11:59:39 ID:2M7EqzmA
幽霊砦に向かった。
ここにくるのは久しぶりだ。たまに間違って入り口だけ足を踏み入れたことはあるけれどw

例のNPCは姿を消していて、城で言われたように待ち人がいた。
グラフィックの様子から、一瞬、戦闘になるのかと身構えたが、早合点だったw
聞けばどこぞの高名なビショップらしい。
頼もしき味方を得て、心意気も新たに、メインダンジョンとなるべき砦の攻略に取り掛かることにする。

69 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 12:07:40 ID:2M7EqzmA
さっそく乗り込んだのはいいが、デュマピックが使えない事をビショップ氏に伝えられ、さすがに自作マッピングの用意をすべきかと悩む・・・事数秒。
とりあえずいけるところまで行って見よう、といつものように楽観的に考え、そのまま進んだ。
ロクトフェイトがあるので、最悪の場合はこれを使えばいい。

だが、問題はマッピングではなかった。
否、どうせ後々は、道に迷ったリ面白いように構造的に揺すぶられるのは判っているのだが、それより何より、敵が強い。
「溶岩窟」では面白いように敵を屠ってきた戦士や侍の攻撃が、今まで程には通じない。
同時に、魔法使いのスペルも通らない事が多く、敵を今までのテンポで倒すことができない。
それどころか、耐性のある戦士以外、面白いように次々と首を撥ねられていくパーティの面々。
ああ、お金が飛んでいく・・・。

70 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 12:19:34 ID:2M7EqzmA
さすがに経験値は多いときは2000を超えたり、と今までからすると涙が出るほど多いのだが、
こうも死人が出るようでは、収支がどう考えてもマイナスである。
しかもこれ、まだ中に入ったばかりですよ、奥さん。
泣く泣く蘇生費用をひねり出すも、確実に財政破綻の危機は迫っている。
クリティカル耐性のある装備が必要なのであるが、ACをまだ下げる事ができるロードはともかく、侍に融通できるものがない。

せめて魔法使いのスペルがもう少し通れば・・・と商店を覗くと、例の高価アイテムに「敵の魔法抵抗減」付きのローブが売っていた。
またもや、ここでも、金、か。
ビショップ、ビショップさえいれば・・・。
「溶岩窟」の魔のフロアで鍛えられたせいもあって、戦士と盗賊は既にマスターレベルに達している。
となれば僧侶のマスターも近い。
ここは一つ妥協することにして、再び「溶岩窟」の12層に戻った。
4万近くの経験値を、ぐるぐる回る事によって、なんとか稼いだw

71 :名も無き冒険者:2008/11/15(土) 12:26:01 ID:2M7EqzmA
はよ気付やぼけ、と言われれば否定できないのであるが、今回ノンリセットを課しているので
気付いたとしてもどうしようもなかった(元々全滅以外でリセットすることはないのだけれども)。
僧侶は無事、マスターレベルに達することができた。
しかし、現時点でビショップを手に入れることはできない。
なぜなら、僧侶の知恵は、12しかなかったのだった・・・。
高ボーナスで多少知恵にも振ったんだけどなぁ。

ちなみに魔法使いは既にビショップ足り得る要素は満たしている。
こっちをビショップにするしかないのかな。
魔法ボーナス付きのシナリオで、これはちょっと冒険に過ぎる気もするのだが・・・。
いつもの構成を外した弊害がここにも出てきた。
ウィルオウィスプのような、5桁経験値期待できるような敵がいれば、僧侶をもう少し維持してもいいのだけれど・・・。

72 :坑道 ◆ IvqDOeZ3Xg:2008/11/15(土) 17:38:15 ID:DjkZqx/E
作者が顔を出すと興ざめだろうとわかっているので、
できればこれっきりにしたいのですが
>>43
で入手できるアイテムで例のおっさんが邪魔をする扉を
通過するのですが、
通過すると同時にアイテムを消去するイベントになって
いるのです。
それは、現在攻略されている「幽霊砦」の攻略順を
前後させてしまいかねないアイテムだからです。
もし、今も所有中でしたら捨てていただきたいのです。
手遅れかもしれませんが、お手数をお掛けいたします。

後は…たぶん大丈夫だと思います。
そう祈ります。


>>後ろ向いてZ押して素通り
まじですか?

73 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 09:44:53 ID:QCbwinKk
多分、Z素通りで通れたから問題はなさそうですかね。鉄格子、実はあいてませんでした・・。と言うか今も開いていませんw
開いたのは「不思議な力で封印された扉」の方でした。失礼しました。

74 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 09:52:44 ID:QCbwinKk
リプレイ続き。

しばらく転職なしで頑張ってみようかと思ったが、どうにも死人がでる→蘇生料で稼ぎが飛ぶ
の悪循環が止まらない。一向に資金が貯まらず、アイテムの鑑定にすら苦労する始末。
そこで思い切って、魔法使いをビショップに、僧侶を魔法使いに転職させてみた。
結果としてはこれが大成功。
ばんばん鑑定できるので敵を倒し収奪品を売る、というサイクルが劇的に早くなった。
当然、装備品のアップデートに成り得るものが手に入るチャンスは増えるし、回転資金に余裕ができるので店売りの高級品を
そろえる事も出来、キャラも強くなるので死人ができにくくなる。
目に見えて充実していくので、玄室と階段を行ったり来たりする作業的なプレイが、ちっとも苦ではなかったw

75 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 10:04:25 ID:QCbwinKk
欲しいものがなくなるまで、徹底的にこれをやった。
最終的に、ロードなんかはAC-27という笑えるような堅さを手に入れたw
「戦闘時に必ず最後尾」効果付きの、戦士専用鎧も使用方法は理解、なるほど、と言った感じ。

ところでこの幽霊砦、名前に違わなく不死系モンスターが多いのだけれど、奴らには火が良く効くようだ。
それはいいとして、同じ火系のスペルでも僧侶の魔法の方が通りやすい気がするのはシナリオ的な設定なのか、ゲームシステムのお話なのか。
カカメンだのリトカンだの、今まで使用したことなんて無かった。

76 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 10:13:31 ID:QCbwinKk
武器関係がどうにももう一声欲しいレベルではあるが、もはや敵は脅威にならなくなったので、ようやく探索を開始する。
ここが、3階層構造であることは前もって判っている。
特徴として、マップを見れないこと、マロールで移動ができないこと、そして、シークレットドアが「肝」であること。
特に最後の点は気付くまで時間が掛かった。玄室見つけるまで随分試行錯誤したものだw

77 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 12:28:06 ID:QCbwinKk
たった3層と侮るなかれ。

いけるところはほぼ行きつくした感じだが、どうにも先に進めない。
1.地下でレシピを聞かれてくるところ。カブと抹香と鰻の蒲焼で何をつくれと?w
2.2Fで最初の「呪い」を手に入れた直後の「・・・」が、どこに作用しているのか不明なところ
3.その先にある部屋中央のダークゾーンと、すぐ近くのあやしい壁。
4.地下の「声が聞こえてくる場所」
5.1F、おそらく最終リドルに行き着くまでの鉄格子

こんな所だろうか。呪いのせいで経験値がほとんど0になり、金も入らず、ただ時間だけが空しく過ぎていく。
「呪い」はおそらく全部で8つあると思われる。
うーん、こまったこまった

78 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 13:39:49 ID:N0Kr+gdQ
>同じ火系のスペルでも僧侶の魔法の方が通りやすい気がするのは
>シナリオ的な設定なのか、ゲームシステムのお話なのか。

敵の呪文無効化率が魔法使いと僧侶別々に設定できることと
ラハリトは6-36、カカメンは9-45なので威力はカカメンの方が上だからそう思うのかも
リトカンも4-32でラハリトとそう変わらない

79 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 20:21:27 ID:QCbwinKk
なるほど、転職済みのスペルユーザーsにも関わらず、リトカンで60とかダメージ出るので、
十分すぎるほど戦力になったのは、そうするとこれは僧侶の呪文無効化率を下げてあるのかな。
マリクトもティルトウェイトより強力な感じすらするw

80 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 20:26:16 ID:QCbwinKk
リプレイ続き。

幽霊砦はちょっと何をどう進めるべきか本当にわからず、打つ手が無かった。
とりあえず、ランダムマロールで空鍋、水を入れた鍋、鰻の蒲焼を町に持ち帰ることに。
ノームのおっさんに没収されたり床で滑ってひっくり返したりと、そのまま保持しててもいいことが一つも無い。
後は6つ揃った「呪い」もアイテムボックスにしまう事を決意。
相当うろうろしたので、得られなかった経験値の量を考えるとちょっと眩暈がしてくる。
そして、それらを一度にやろうとした時に、何故か道は開けたw

81 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 20:33:47 ID:QCbwinKk
突然の音楽とともに、新たな称号ゲッツ。
ああ、呪いは6個でいいのか、なんて思ったら、手元から消えていたのは鰻の蒲焼であったw
どうしてこういう展開になっているのかよく判らないが、とりあえず話しが進んだので良しとする。
なんとなく思うところがあって、坑道、すなわち2番目のダンジョンに足を伸ばしてみた。
入り口付近の衛兵達は相変わらず追っかけてくるが、奥の方で道を通してくれる兵士がいた。
「犬」なんて馬鹿にした態度を取ってくるが、まあ通してくれるならいいやと無理やり納得するw

82 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 20:39:57 ID:QCbwinKk
「ムグルフの坑道」は極めてオーソドックスな構造になっていて、デュマピックもマロールも使用できるのでのんびりと探索できる。
新たに道を開いた部分以降は、出てくる敵の種類も変わってきて久しぶりにわくわくした。
経験値も3000〜6000と幽霊砦より稼ぎは多く、探索の足も弾むというもの。
宝箱の内容がしょっぺーのが玉に傷ではあるが・・・。

階段を下りたり上ったりをしながら、どんどんと進んだ。
新たな鍵を得て、エレベータを見つけ、かんぬきを外していく。
NPCの数も割りと豊富で、正直あまり知識のなかったこのシナリオの世界観がすっと頭に入ってくる感じ。

83 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 20:47:44 ID:QCbwinKk
ニールケという商人が、ここではどうも鍵を握ってるらしい。
溶岩窟で一人大岩を運んでいたドワーフも、この人から借金をしてたとか言ってったっけ。
どこぞの富豪も、投資だかなんだかのための視察に来ていた。
若い衛兵がその扱いに苦労していて、ちょっと同情する。

ただやはり、自分の目的が見えない・・・w
通れるようになったからここにいる、というのが本当の所。
「何しにこんな所に来たんだ?」と衛兵に尋ねられても、こっちが知りたいくらいだw

84 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 20:56:19 ID:QCbwinKk
9階であるNPCと出会う。探し物をしてくれそうな感じ。
またその隣の部屋で、日記を読み、料理に関する記述を発見する。
これで一つ、幽霊砦の厨房の謎が解けた。
必要そうな材料をメモし、探索を続ける。

敵は大して強くはないが、状態異常をかましてくる事が多い。
少し悩んだ結果、ACや力の項目が下がる事にはなったが、耐性の付く装備に全面的に切り替え。
それにしても、9階、10階を回っても大した武器が出てこないのが辛い。
また、この辺りになって今度は侍が足を引っ張る感じに。
攻撃力は後衛二人のスペルユーザーが頑張ってくれるため、侍の打撃に以前ほどのありがたみが無いのだ。
その癖、HPの減りが明らかに他の前衛を比べて早いので、回復に手間が掛かる。
これは、ロードと戦士が高レベルの胴の鎧を買うことができたのに対し、侍専用の売り物は小手だったのが原因として挙げられる。
村正とは言わないけれど、達人の刀クラスの武器がそろそろ欲しい。
もうレベル10個分くらい、武器が変わってないw

85 :名も無き冒険者:2008/11/16(日) 21:06:44 ID:QCbwinKk
そうこうしているうちに、あるNPCから新たに鍵をもらい、これでようやく開けられない扉はなくなった。
ニールケはあんまり評判がよくない。
塩の独占、先物取引などはいいとしても、奴隷を酷使しているようだ。
彼に痛い目を合わせるのがこのダンジョンの目的になりつつあるようだ。
こちらの思惑がどうこうというより、話の流れ的にw

最後の鍵で、あるものを集めて3階で使用すればいいらしい。
マップで未踏のドアの前に飛べばいいだけなので簡単だ。マロール万歳。

扉の向こうでは、他のシナリオで言うところのデルフ様がお迎え。
打撃はそう痛くないが、稀に撃って来るバスカイアーが厄介だった。
一度、6人のうち2人が即死するなど、ひやりとする場面も。
コルツが大して効いてくれなかったので、ビショップと魔法使いの二人でバコルツの連打でその口を封じた。

86 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 17:15:44 ID:usjoaTME
デルフ様と虎の組み合わせを一組屠る毎に、目的のアイテムが一つ落ちる。
いくつ集めればいいのかは不明。
戦闘に対して役に立ってない盗賊に装備させていくが、だんだんと持ち物の空き欄に不安が出てくる。

マップが全て埋まっているわけではないので、探索と同時にそれを進めていく。
未踏部分を埋めていくと危険物を取り扱ってる部屋で、強盗?盗難事件が発生した。
プレイヤーは直接関わりようの無いことっぽいので、華麗にスルー。

一通り揃っただろう、と思うたびに三階に向かい、チェックを受ける。
セ○ムも真っ青な番人様は、相変わらず通してくれない。
やがて10階までほとんどの地域を回り、開けるべき部屋は全て開けることでができた。
盗賊は10点フルに装備をしていて、これはもうさすがに終わりだろうと思い、三階にマロール。
・・・なぜか、話が進まない。相変わらず通してくれない番人様。

話がちがうじねーか!と鍵をくれた爺さんのところへ向かう。
マロール不可。
あれれーと思い、少し離れた所にワープし、歩いてそこに向かう。
なお、4階にて魔力回復の泉が使用可能になったので、移動は基本マロールになっているw

87 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 17:20:16 ID:usjoaTME
爺さんのところにたどり着く前に、衛兵とは別の男が道を遮っていた。
盗難事件の時に、犯人を追っていたやつだ。
衛兵とは違い、ニールケに雇われている者らしい。
「ここにはいないようだぜ」
そうか、うん、情報ありがとう、でも僕らには関係ないんだけどw

どうやらこの事件の解決が必要になってくるらしい。
話の筋から言えば、多分、爆薬か何かを持っているとのことなので、
ニールケに対するテロ行為ではないかと思い、三階の例の部屋にワープ。
誰も、いなかった・・・。

88 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 17:35:02 ID:usjoaTME
妖しいところを順にチェックしていくが、なかなか犯人は見つからない。
最後に例の最初に通してくれた場所、衛兵の詰め所に足を伸ばした時、大声がするのが聞こえた。
よかった、ここが正解のようだ。
ニールケの手下と衛兵の一人は旧知の仲だった模様。

余談になるが、この辺のNPCの取り扱い、というかセリフ回しは世界観の構築に随分と役に立っているなあ
と素直に感心した。ブログに詳細設定を書かれているだけのことはある。
上では書いてなかったが、普段は偉そうな言葉使いの癖にいざ戦闘になると逃げ出しまくる例のビショップや(彼は自動召還扱いなのである、一応w)
最初の頃は探索が足りてなくて見つけきれていなかった盗賊の砦にいるNPCの面々、坑道で愚痴を言いながら働く奴隷達、それを利用し成り上がろうとしているニールケ、豪族というか貴族の存在など、その世界で確かに彼らが生活している、というある種の人間臭さ、が成立している。
エディタの都合上、メッセージ数が限られているのが惜しい。

話は戻るが、この時の衛兵もなかなかいい味を出している。
彼は犯人を匿っていた。

89 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 17:43:23 ID:usjoaTME
捕まえる義理がないのは、この衛兵もうちのパーティも同じなんだろう。
手下共をやり過ごした後、犯人はまたどこかへと消えていった。

まあ、当然次は3階の例の部屋だわな、とマロール。
しかし、なぜか、事件はおきていなかったw

ここでしばらく時間を食った。
どう考えても3階の部屋で犯人が何かしようとしているのは
明白なのだが、実際に言ってみると何も起きない。
ひょっとしたらニールケ本人に対するテロなのか、と思うが、肝心のニールケにも会えない。
そういえば、彼には30000ゴールドもするアイテムを奪われたままだ。
貯金は既に10万を超えているので購入費用が惜しいということはないのだが、奪われたブツはヒーリング付きで
在庫も1のみの一品だ。取り返さなければ。

90 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 17:48:19 ID:usjoaTME
しかしどうにも、おもいつく場所がない。
未踏の場所といえば10Fの南の一箇所だけで、鉄格子が行く手を阻んでいる。
スイッチで開くのかどうなのかよく判らない。
またこの辺りには、よく判らない穴がいくつも開いていて、奇妙な声?や匂いがしているらしい。
なんとなく、ここの一つが地獄に繋がっていて、それがExダンジョンになっていたりしそうな予感。

他に妖しいところといえば、ドラゴンスレイヤーの眠るお墓、探し物をしてくれそうなNPCくらいのもの。
どちらも足を伸ばしてみたが特に進展はなく、仕方が無いので9Fと10Fでアイテム漁りに精を出した。

91 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 18:00:39 ID:usjoaTME
ほとんどが売っても数百ゴールドにしかならないような屑アイテムばかりなのだが、たまにポチポチと良さげなものも
出てくる。
この時の主な戦利品としては、素早さが30!も上がるローブがあった。
魔法使いは専用の高価アイテムを着ているので、これはビショップに持たせることに。
あとは「自然に隠れる」+「隠れ続ける」ローブとかかな。
これは正直、侍辺りに持たせたい所なのであるが、残念ながら装備可能なのはスペルユーザーだけだった。

それにしても武器が出ない! 
両手持ちはちょこちょこ出てくるのだが、前衛にこれ持たせる人っているのかなあ、と。
デルフやイベントで戦闘になるタイプの高HPの敵になら役に立つだろうが、基本はやっぱ普段の雑魚処理、要するに手数が必要なのだ。
武器?が出たと思ったら手裏剣で、しかも「その他」扱いだったりしてちょっと笑ったw

おもむろに商店を覗くと、シナリオ的に武器よりは防具が充実しているようだ。
防具はまだまだ空き欄が一杯あるのだが、武器には期待できるほどの余裕は無い感じ。
「その他」の欄が酷い。売り切れのページがいくつも並んでいる。
現時点で、盗賊と戦士ははやくもレベル15を迎えているが、指輪やアクセサリーの類はほとんど装備なし。
この後たくさん出てくるようにも思えないのだが・・・。

92 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 18:11:46 ID:usjoaTME
しばらく殺戮を繰り返し、後に飽きたw
思うほど新アイテムは手に入らず、再び事件の展開を追って辺りを彷徨う。

そういえば、鍵を寄越してうちのパーティをけしかけた爺さんに文句を言ってなかったな、と思いつき、以前と同じように
少し離れた場所に飛んだ。
通行の邪魔をしていた手下はいなくなっており、無事爺さんの所に行き着くことができた。
が、しかし。
実に腹が立ったので詳細は覚えてないのだが、要約すると「そんなもん実際に役に立つわけねーだろpgr」ってな感じ。
てめー、ただえさえ戦闘能力が低い盗賊が、本当に役立たずになるのを我慢して持ち続けたんだぞお!!
正直ニールケより、この爺さんに殺意を抱く。

93 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 18:54:41 ID:usjoaTME
ここで、腹も立ったが、本当に手詰まりになった。
何らかのイベントをこなす必要があるらしいが、それっぽい場所が思いつかない。
手当たり次第探すのには骨が折れる。
敵は大して強くなく、ワープや回転床、ダークゾーンがほとんどないといっても、10階層構造である。

うーん、どうすんべかなーと思いつつ、10階から適当にうろつく。
10階の半分は「溶岩窟」関係のエリアなので、おそらく関係あるまい。
やはりあの「穴」関連があやしい。
また、何度も確認したのだが、実際に足を運んでもマップが埋まらない箇所があって、ここで何かが起きるに違いないと思った。
ぐるぐる回ったり手持ちのアイテムを使用しまくったり、結果的に無駄な時間を過ごすはめになった。

94 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 19:00:55 ID:usjoaTME
どうしようもないので、フロアに関係なく勘に任せて歩き回った。
適当に敵をしばきつつ思ったのだが、悪魔系及びドラゴン系の敵って今のところほとんど出てきてないような。
サッキュバスっぽい外見の奴、下級ドレイクっぽいトカゲなどはいない事はないのだが。
ダンジョン毎の違いはよくできているが、階層毎の違いというのがあまり感じられず、この辺が少し残念かな、と。

95 :坑道 ◆ IvqDOeZ3Xg:2008/11/17(月) 19:16:20 ID:QudDvaCo
再びすいません

9階の殺意を抱いた爺さんのすぐ近くでイベントが発生するはずなのですが、
その辺を歩いてみても何も起きないとしたらこちらに不手際があるかも
しれません。
いかがでしょうか…

96 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 19:16:27 ID:usjoaTME
アレコレなやむより、何も考えないで歩いた方が、いい結果が出るというのも不思議な話だ。
突然、ニールケが現れた。ついでに例の貴族達も。
10階奥で商談をするからついて来いという。
ここは何処だろう、とマップを開いたら、鍵を寄越した爺さんのすぐ近くのマスだったwwww
この辺は運次第なんだろうけど、反対側から出てればこんな無駄な時間は過ごさすにすんだという・・・。

まあ、話は進んだのでよしとする。

ワープすると鉄格子が外れていて、奥にいける様になっていた。
↑にも少し書いたが、奴隷を酷使するニールケと、さらなる労働力を提供して儲けに預かろうと企む貴族達の構図といった具合。
奴隷に関しては犯罪者を連れてくると言う事で名分を保ち、犯罪者は適当にでっち上げるという卑劣さである。
近くの穴はその奴隷達が最奥が見えないほど掘り進んだ結果だという。

こういったあからさまな悪は滅びる運命にある。
うちのパーティも属性は「悪」ばかりなのだが、それはさて置き、商談がうまく進んで祝杯を挙げる悪徳商人たち。
おこぼれに預かったわけでもないだろうか、「酒」を拾う。
言うまでも無く、例の料理にしようする材料になる、はず。

97 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 19:19:11 ID:usjoaTME
ああ、すいません。実際はもうちょっとだけ進んでますw
ただ詰まってるのは本当なので、料理作った後の展開のヒントをいただければ幸いです・・・。

98 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 19:30:39 ID:usjoaTME
リプレイ続き。

商談が終わりを迎えたとき、ニールケの手下らしき男が息を弾ませて現れた。
例の犯人が爆破を企んでいる、と告げる。
焦るニールケ。展開が思い通り進んでほくそえむうちのパーティの面々。
早速マロールで該当地区へ飛ぶ。
現れたのは一面が真っ白になった画面だった。

99 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 19:43:18 ID:usjoaTME
ワープする座標を間違えたかと焦る。
一歩下がるといつものようにエレベータがあって安心した。

どうやら一面まっ白なのは煙のせいで、これはいうまでもなく行為が為されたその結果であった。
その身を呈して抗議に走った犯人の想いは、しかし、叶わなかった。

「アガレクス」という高等鉱物でできているのだー!とついさっき焦ってたくせに、その堅牢さを高笑いで誇るニールケ。
その言葉に刺激を受け、アガレクスメイル、いやアガレクスアックス、アガレクスの剣、そういった類の武器を想像し、物欲オーラを全開にする我がパーティの前衛達。

そうして、天罰としてなのかどうなのか、一組の「敵」が現れた。

100 :名も無き冒険者:2008/11/17(月) 19:54:33 ID:usjoaTME
これまでも何度か出現していた、エレメンタル系の敵と、不確定扱いの「敵」。
降りかかった火の粉は、振り払わらねばならぬ。
前衛はエレメンタルに集中攻撃、後衛はバマツとコルツの詠唱準備に入る。

戦闘は思いのほか、長く続いた。
ノーフィス&ラバディは好みじゃないので使用しない。
攻撃魔法も効かない雰囲気がしたので、ひたすら、愚直に殴る。
僧侶上がりの魔法使いが、マディアルの使用を考えた時、ようやくエレメンタルが地に伏せた。
続いてもう一方の敵に矛先を移す。
こちらは大して強くも無く、すぐに沈んだ。

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